【AP】PAMM口座とは?

PAMM口座とは?

PAMM口座(Percentage Allocation Management ModuleまたはPercentage Allocation Money Managementの略)とは、投資家が資金をプールし、その資金を一人の管理トレーダーが運用するシステムのことを指します。トレーダーは各投資家から集めた資金を一つの大きな口座で管理し、トレードを行います。そして、得られた利益は投資した割合に応じて投資家に分配される仕組みです。

透明性が高く、各投資家に対する利益の分配が明確であるため、多くの投資家が利用しています。経験とスキルを持つトレーダーによる運用のため、投資家は自分自身でトレードを行う必要がないのも大きな特徴です。

PAMM口座の特徴

PAMMと一般的な口座との違いを以下の表に示しました。 PAMM口座での取引では、注文操作・決済操作・未決済注文の状況(取引状況)の確認ができない仕様になります。運用を管理トレーダーが請け負うため、基本的には決済済みの損益の確認、出金申請以外の操作はユーザーは行いません。

PAMM口座の始め方

STEP
PAMMの口座を開設する

まず、PAMMを利用するときは、PAMM専用の口座開設URLから口座開設を行い、PAMM口座に入金します。PAMM専用の口座開設URLは、PAMMを管理するトレーダーによって異なります。PAMMを紹介してくれた方や、そのサポート窓口から受け取りましょう。

STEP
開設したPAMMの口座に入金する

開設した口座に自身の資金をPAMM口座に預けます。ここで理解しておきたいのは、実質は口座に入金することで管理トレーダー(PAMMを動かしているトレーダー)に委ねている状態になるということです。

STEP
管理トレーダーがあなたの代わりに運用を開始

入金後は管理トレーダー(PAMMを動かしているトレーダー)のタイミングで運用が開始されます。

PAMM口座からの出金

証券会社によって出金申請の方法は異なります。詳細な出金方法は管理元や情報提供者にご確認ください。ここでは、出金の際あらかじめ把握しておきたいポイントをまとめます。

PAMM口座は出金申請から数日かかる場合がある

一般的には、PAMM口座の出金をする場合、

①管理トレーダーに出金の申請を行う
②取引ポジションのない状態で出金手続きが行われる
③口座に出金される

という手順になります。このため、取引ポジションが複数ある場合はポジションが決済待ちの状態となり、出金申請が一時的に取り下げられたり、申請から出金まで数日かかるケースがあります。この場合は出金可能なタイミングになったら出金が行われますので、出金可能なタイミングを待つ必要があります。

                 

タイトルとURLをコピーしました